『家庭画報』の人気美容連載「ラグジュアリーの真実」では、毎月ビューティーアンバサダーが、話題の美容新商品をお試し。それぞれの視点から語られるレビューや、美しく輝き続けるための美容秘話は必読。今月のビューティアンバサダーは、フルーティストの山形由美さんです。
山形さんが試した話題の美容新商品
ロート製薬 エピステーム「ステムサイエンス」シリーズ
商品詳細は次ページ「肌を底上げしてくれる、最先端のエイジングケア。やさしい使い心地で潤いとハリが高まります」―山形由美さん
この「エピステーム」というブランドは初めて使いました。
「ステムサイエンス」シリーズについてうかがうと、開発の背景には「ロート製薬」の再生医療研究があり、再生医療業界で最近注目されている“ミトコンドリアトランスファー”(細胞と細胞の間でミトコンドリアを受け渡す現象)に着目したスキンケアとのこと。
最先端の科学の話ですから理解するのはなかなか難しいですが、ミトコンドリアには興味を持っていました。
といいますのも、健康情報に敏感な母から、ミトコンドリアを増やして活性化するケイ素の働きの話を聞き、手軽に摂取できるサプリメントを飲んでいるんですね。細胞内でエネルギーをつくりだすミトコンドリアが活発に活動していれば、体が元気でいられるそうで、それは肌の若々しさを保つうえでも同様なのでしょう。
元気な細胞から老化した細胞へミトコンドリアを移動させるという発想のスキンケアは、肌が本来持っている潜在能力を引き出してくれそう。
仕組みがわかると期待がより高まり、お手入れにも気持ちが入りますね。ただやみくもに塗るのと、頭で理解して塗るのとでは、効果も違ってくると思います。
使い心地をひと言で表すなら、“肌にやさしい”。最先端の化粧品というと、肌への負担はどうなのかしらと懸念が生まれがちですが、それは一切ありませんでした。ローションはとろりとしたテクスチャーで肌なじみがよく、細かい凹凸にも入り込む実感があります。
コンサートでデコルテを出す衣装を着ますので、スキンケアは必ずデコルテまで行いますが、このローションはのびがいいので使いやすい。
その後は朝にエマルジョン、夜はクリームを使っています。エマルジョンは肌に浸透しつつ、潤いのヴェールを感じます。クリームは肌をリフトアップするように顔全体に塗ってから、目もと、口もと、ほうれい線に重ね塗りを。リッチなコクのある感触なので、アイクリームなどを使わなくてもお手入れが完結します。
三品のラインづかいで肌が引き締まってきたように思います。