今年でアーティスト・デビュー10周年。12月25日に中野サンプラザで『Yuta Furukawa 10th Anniversary Live [2008 - 2018]』を開催する。――音楽活動も展開している古川さん。いつ頃から自分で曲を作り始めたのですか?
「高校くらいからです。ギターを弾くようになって、曲を作ってみようと思うようになりました。高校の音楽の授業で、好きな楽器を選べる選択科目というのがあったんです。
それで、単純に見た目で一番カッコいいと思ったギターを選んだのが、弾き始めたきっかけです。ちょうど家に、姉が買って使わなくなったギターがあったので、家でも弾くようになりました」
――舞台続きですが、作詞や作曲に充てる時間をどうつくっているのでしょう?
「なかなか難しいです。1曲ちゃんと作ろうと思うと、やっぱり大変な時もあります。でも、暇があってもできないものはできなかったりするし、暇がなくてもできちゃう時はできちゃったりするんです。
風呂で鼻歌を歌っている時に、いいメロディが浮かんでくることもありますし。ただ、これなら覚えていられると思ったのに、風呂から上がった頃には忘れていて、“あーあ”と思うこともあります(苦笑)」
――出身地は長野。どんな子供時代を過ごされたのですか?
「意外と活発な子供だったと思います。今は割とおとなしい感じというか(笑)、あまり騒がないタイプなんですけれども、その真逆のイメージですね。体を動かすことが大好きで、野球とか陸上をやってました。
陸上の種目は100m走とリレー。足が速かったお陰で運動会ではリレーの選手にも選ばれて、それはすごく楽しかったですね」