漬けておくだけで味つけいらずの簡単調理ができるレシピが満載、ワタナベマキさんの著書『漬けるおかず』より、本日はいかの味噌漬け焼きをご紹介しましょう。
いかは、やりいか、するめいかなど小さめのものを用意してください。夏から秋にはおいしい小ぶりのやりいかが、9月ころからは小ぶりなアオリイカなどが出回ります。小さいいかなら下処理もいらないので手軽。大きいいかを使う場合は、わたと軟骨を取り除き、身と足を分けて、西京みそ床に漬けてください。
このいかのみそ漬けの保存期間は1週間ほどで、漬けてから3日目くらいが食べごろ。魚焼きグリルで両面焼けばいかのみそ漬け焼きのできあがり。漬けるときも焼くときも包丁いらずの簡単レシピです。
【材料 作りやすい分量】
・いか(やりいか、するめいかなど小さめのもの) 8~10 ぱい
・西京みそ床(下記参照) 大さじ8
■西京みそ床(作りやすい分量)
・西京みそ 500g
・みりん 200cc
・酒 50cc
・塩 小さじ2
【作り方】
1:西京みそ床を作る。材料をすべて混ぜ合わせる。
2:いかのみそ漬けを作る。バットなどの保存容器にみそ床大さじ4を平らに広げ、さらしをのせる。いかをのせ、さらに上にさらしをかぶせ、残りのみそ床(大さじ4)を平らに広げ、ぴったりとラップを貼りつけて冷蔵庫で漬ける。保存期間は1週間。漬けてから3日目が食べごろ。
3:魚焼きグリルにいかのみそ漬けを入れ、両面を弱火で8~10分焼く。
人気料理研究家のワタナベマキさんが提案する「漬けるおかず」。時間のあるときに食材を「たれ」や「漬け床」に漬けておけば、食べたいときに焼くだけ・煮るだけ・切るだけで絶品おかずが完成!
ワタナベマキ(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/新居明子