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地野菜と日本ワインのマリアージュに酔いしれる高原の夏

2017.08.15

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地元の野菜×ワインの圧巻ディナー絵巻に酔いしれる 

この高原ワインリゾートの輝かしき象徴のひとつが、ロビー階のメインダイニング「オット・セッテ」のディナータイムです。 評判の「Vino e Verdura(ヴィノ・エ・ヴェルドゥーラ)」は、魚介類や肉類を使うことなく、地元の元気な野菜を主役にしたディナーコース。 トマトや花ズッキーニ、ビーツ、じゃがいもなどの大地のパワーを蓄えた野菜が、ときにピュアに、ときにチャーミングに、ときに楽しく、ときに骨太に登場。 八ヶ岳のはつらつとした夏をさまざまな形で味わうことができます。 


[embed]https://youtu.be/g5JBwbnDJNk[/embed]


コースの一品目「自然」。左から“清流”“大地”“森”“太陽”をイメージ。トマト、かぶ、そら豆、とうもろこしなど旬の地野菜で繊細に仕立てられています。 

 


さながら、太陽の光を浴びてきらきら輝く、野菜の宝石箱「恵み」。根菜、葉野菜、エディブルフラワーなど35種類以上を、2種のソースとともに。 

 


「水切りトマト」の中には、ガスパチョ仕立ての冷たいスープと夏野菜が。トマトをまるごといただくよりも、トマトのうまみを堪能できる一品。 

 


楽しいサービスで供されるメイン料理。畑で採れたじゃがいもがサマートリュフをまとい、卵黄ソースを忍ばせて極上の一皿に変身。 

 

そして料理をさらに引き立て、寄り添うのが、ソムリエセレクトによる日本ワインのペアリング。 笛吹市のマルス山梨ワイナリー「穂坂シャルドネ・スパークリング」に始まり、四恩醸造「窓辺」やファンキーシャトー「ストラトゥ・キャッセ」…、 締めくくりには「エサンス・ド・甲州」。お目見えする9~10種のワインはすべて山梨・長野産、それぞれにストーリーを持った堂々たる銘品ばかり。 



本日のVino e Verduraのペアリングワイン総登場。 ワイナリーに足を運ばれているソムリエの方のお話も魅力的です。セラーのストックは2000本以上。


合わせるワインによって、野菜の香りが違って感じられたり、新たな風味が生まれたり、と舌が喜ぶ出会いがいっぱい。 ディナーが終わるころには、充実したステージを見たあとのような深い満足感に包まれていることでしょう。 そう、Vino e Verduraは、地の野菜とワインを役者に、その役者を知り尽くしたシェフとソムリエが監督を務める、雄大な八ヶ岳の物語といえるのかもしれません。


コースを考えるうえでは、「香り」も大切な要素とおっしゃる政井 茂料理長。日々、生産者の方たちとのコミュニケーションを欠かしません。 
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