ご存じのように、ほぼ毎日が食材にちなんだ記念日になっていますよね。本日9月30日は「くるみの日」だそうです。「く(9)るみ(3)は丸い(0)」の語呂合わせというのはちょっと苦しい気もしますが、とりあえず、くるみを使ったレシピをピックアップしました。
甘み極まった干し柿と春菊を、木綿豆腐と砂糖、薄口醤油で作る“くるみ衣”で白和え風にした一皿。副菜としてはもちろん、ちびちびといただきながら、日本酒にも合います。干し柿とくるみという2つの秋の味覚を手に入れたらぜひ作ってみてください。
くるみはフライパンで炒り、フードプロセッサーでペースト状に。木綿豆腐は重しを乗せて軽く水気を切っておきますが、耐熱皿にペーパータオルを敷いてのせ、電子レンジに1分かけて水きりしてもOKです。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。
【材料 2人分】
・干し柿 3個
・春菊 2本
■くるみ衣
・くるみ 20g
・木綿豆腐 80g
・砂糖 10g
・薄口醤油 小さじ1
【作り方】
1:くるみ衣を作る。くるみはフライパンで炒り、フードプロセッサーでペースト状にする。豆腐は重しをのせて軽く水気をきり、すりつぶす。くるみと豆腐を混ぜ、砂糖と薄口醤油で味をつける。
2:春菊は葉をむしり、熱湯でゆで、冷水にとって水気を絞り、3cm長さに切る。
3:干し柿は縦4つに切り、種を取って横半分に切る。
4:2と3を合わせ、1で和える。
家庭料理の基本は栄養バランスのよい献立。でも「献立が立てられない」という悩みを持つかたが多いのも事実。その悩みに応えるべく、人気料理人・野﨑洋光さんが季節の食材を生かした49の献立をご紹介します。春夏秋冬の単品料理も合わせて計266レシピ掲載する、季節の家庭料理決定版です。段取りのタイムスケジュール表や、「作りおきできる」マーク、作り方のポイントに黄マーカーを引くなど、作りやすい工夫も満載です。
宇佐美桂子・高根幸子(著)
定価:本体1,500円+税
撮影/髙橋栄一、南雲保夫、三木麻奈、湯淺哲夫