【問題】
「おみくじ」は境内の木の枝に結んで帰る習わしがありますが、そのほうがご利益があるのでしょうか?
取材・文/磯 由利子 取材協力/神社本庁
占いとは、御神慮を仰ぎ、これに基づいて事を遂行しようとする、ある種の信仰のようなもので古から行われていました。現代において私たちが気軽に楽しめる占いの一つが「おみくじ」です。
おみくじを引いて、まず見るのが“どんな運勢か”という吉凶判断。一般的には大吉>中吉>吉>小吉>末吉>凶という順番が多いようですが、京都の石清水八幡宮には「平(へい=普通)」という結果もあります。社寺により違いがあるので、おみくじを引いた社寺に聞いてみるのがいちばんいいでしょう。
「おみくじ」に書いてある内容は神様からのお言葉で、金運や恋愛、失せ物、旅行、待ち人、健康など今後の行動指針が簡潔に書かれています。大切なことは、この行動指針を生活にどう役立てて、より良い毎日を過ごしていくか、ということ。おみくじを読み返したい、肌身離さず持っていたいのでしたら、家に持ち帰っても問題ありません。
【答え】「おみくじ」は家に持ち帰っても問題ありません。じっくり読み返すことも大切です。
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