池田さんの乗り越え術
更年期症状をハーブで和らげ、朝と夜はアロマで認知症予防
その日の気分や体調に合わせてたくさんの種類の中からハーブや精油を選び、お茶で飲む、部屋に香らせる、お風呂に入れる、マッサージに用いるなどさまざまな方法で、毎日の生活習慣に取り入れている池田さん。
「50代以降は、ホルモンの働きを補って更年期症状を和らげるハーブや、認知症予防に効果的なアロマを日常的に愛用しています」。
●女性ホルモンの働きを補うハーブティー
女性ホルモン様の成分を持つブラックコホシュやチェストベリー、鎮静効果のあるメリッサなど、ホルモンバランスを整え、更年期症状を和らげるハーブを数種類ブレンドして飲む。
●アロマで朝はすっきり、夜は快眠。認知症予防も
朝は頭を働かせるローズマリーとレモンのブレンド精油(左)、夜は鎮静効果のあるラベンダーとオレンジのブレンド精油をアロマペンダントに含ませて。認知症の予防効果も期待できる。
梅沢富美男さん
1950年生まれ。梅沢富美男劇団座長。父は花形役者、母は娘歌舞伎出身で8人兄弟の5男として誕生。1歳7か月で初舞台を踏み15歳で本格的舞台デビュー。20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり一躍大衆演劇界のスターとなる。現在も舞台公演を中心にテレビ番組にも数多く出演し、多忙な毎日を送る。
池田明子さん
1957年生まれ。フィトセラピスト(植物療法士)。ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員教授。臨床検査技師の経験から伝統医学に興味を持ち、フィトセラピーを学ぶ。2006年フィトセラピストとハンドケアセラピストの養成校を設立。認知症予防や介護の分野でも普及活動を行う。
撮影/久間昌史 ヘア&メイク/hijiri スタイリング/高橋尚美(静物) 取材・文/浅原須美
「家庭画報」2018年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。