大阪名物「たこ焼き」を作る道具一式を描いた「浪花のソウルフード」柄の手ぬぐいが壁面を彩る。かつては淀川で水洗いができたので大阪で発展したともいわれますが、注染は糸染めなのに、一度にたくさん染めることができる画期的な方法でもありました。
一説によると、その大阪人ならではの合理的精神がこの技法を生み出したとも。職人の手作業だからこそできる「ぼかし」や「にじみ」が魅力。豊富なデザインの中から、お気に入りを選ぶ楽しみもありそうです。
甚平やスカーフなど手ぬぐい以外の商品も扱っている。手ぬぐい3点。左から、大阪中崎町本店限定の「串かつ二度づけ禁止」柄。にじみが美しい「秋 いちょう」柄。染め手は鮫島博文さん。台所が楽しくなりそうな「さんまとすだち 青」柄。各1600円。 Information
にじゆら大阪中崎町本店
大阪市北区中崎西4-1-7 グリーンシティ1階 104
表示価格はすべて税抜きです。
「家庭画報」2018年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。