第13回 「色」のパワーで、毎日楽しく開運しましょう!
「人類最高の叡智」とも言われる数秘術。古代ギリシャの数学者・ピタゴラスが体系的にまとめたと言われています。
皆さんがよくご存じの西洋占星術やタロットカード、エニアグラムなどの起源とされている「カバラ数秘術」は、これまでの長い歴史で多くの人々がさまざまな場所で使ってきました。
「カバラ」の智慧をベースに、現代風にアレンジしたものが「誕生数秘」で、膨大なデータから導かれた法則を統計学を用いて文章化しました。
「誕生数秘」は、生年(西暦)月日を足して3つの数字を導き出し、そこからあなたの強みや本質、そして目標を読み解きます。
「1」 から「9」までの数字は、それぞれが固有の意味を持っているのです!
実は、数秘術で扱う「1」から「9」、「11」、「22」、「33」の数字は、意味と同時にそれぞれの「色」を持っていることをご存じでしたか?
そしてその色は、日々のさまざまな場面で活かすことができるのです!
今回はその活用方法をお伝えしたいと思います。
まず、それぞれの数字が持つ色をしっかりとイメージしましょう。
数字の形の由来や意味を知れば、「なるほど、だからこの色なのか!」と納得していただけるはずです。
1の形の由来は、縦向きの矢印です。
1は、リーダー、すべての始まりを表す数字で、スタート、トップという意味があります。突き刺さるような強さ、指導者、明るく陽気なイメージ。
2の形の由来は陰陽図です。
2は、柔軟さ、つながりを表し、優しさと調和、バランス、受動的、人のサポートが得意というイメージ。
3の形の由来は、卵がパカッと割れた形です。
3は、創造力、楽しい、子供らしさ、一つのことに向かう、発展を表し、社交的で天真爛漫、無邪気、エンターテイナーというイメージ。
4の形の由来は+(プラス)や卍(まんじ)、口、など直線で閉ざされた空間です。
4は安心、安定、現実世界の要・基礎になる(例:四季、東西南北)ことを表し、誠実で真面目、きっちりかっちり、マイルール、努力家というイメージ。
5の形の由来は五芒星、人が両手両足を広げた形です。
5は変化、スピード、自由、情報、コミュニケーションを表し、
自由奔放、行動力のあるイメージ。
6の形の由来は妊婦さんの形です。
6には、調和とバランス、愛、美、母性という意味があり、
究極の愛、真の優しさ、面倒見がいい、情を大切にするというイメージ。
7の形の由来は、右斜め30度傾き、直線で貫く形。
7には、一つの周期が完了する(例:7曜日、虹、人のチャクラの数)、完全調和、休息という意味があり、職人気質、クール、ユニーク、分析・理論好きというイメージ。
8の形の由来は無限大のマーク。
8には、富、繁栄、栄光、豊かさ、循環という意味があり、エネルギッシュ、逆境にこそ燃える、やったらやっただけの対価を求めるというイメージ。
9の形の由来は、智慧の詰まった頭を垂れる老人の形。
9には、完成、智慧、慈悲、人道主義者、平和主義という意味があり、複雑で大人っぽい、ポーカーフェイス、神秘能力、陰のボスのイメージ。
11は、1+1で本来は「2」だが、特別な意味を持つマスターナンバー。
11には、革命、革新という意味があり、繊細、感性が鋭い、せっかち、他人への影響力が強いというイメージ。
22は、2+2で本来は「4」だが、特別な意味を持つマスターナンバー。
22は、時間と空間のすべてを象徴し、タロットカードは22枚で宇宙の理を表すといわれているように「すべて」を象徴する数字、無限大の至福などスケールが大きい、カリスマ性。
33は、3+3で本来は「6」だが、特別な意味を持つマスターナンバー。
33は、普遍的な愛、人類愛の奉仕者を意味し、三十三観音に象徴されるような菩薩の域を暗示する数字。波動がとても高いので、一般常識では理解されにくい、無条件の愛というイメージ。
いかがですか?
ここで例を挙げてみますと、「赤」といえば私はアメリカのトランプ大統領が主要な場面で着用しているネクタイを思い出すのですが、「赤」は「1」。つまり強いリーダーのイメージを与える色なのです。彼は、色の効果をよくご存じなのかも知れません!
そして「白」といえば、浮かぶのはかすみ草。どんな色や形の花にも相性がよく、それらをひきたててくれる存在だと思いませんか?「白」は「2」でサポートや優しさ、調和を表すことに納得です。
さらに、子供たちに人気の戦隊ヒーロー。中でも黄色のレンジャーはいつも陽気で楽しい人気者!「黄色」は「3」で楽しさの象徴ですから、こんなところにも色の意味やイメージが上手に生かされています。