厳しい言葉の裏に隠された娘の気持ちにお父さんは気づいていますか?
父・道太郎を容赦なく突き放す娘・弓子ですが、「日本の父娘はそういう関係になりやすいですね」と草刈さん。その言葉には実感がこもっていて、「うちの(娘)もキツイですから」と笑います。そして、「弓子ほどキツくないと思うんですけどね」と実娘をフォローしつつ、厳しい言葉が飛んできたときの対処法は「知らんふり(笑)」と教えてくれました。
さて、佐野家の主婦を引退した弓子。その裏には道太郎に生活面で自立して一人で生きていけるようになってほしいという弓子の思いがあるのですが……。お父さん、伝わってますか?
「多少はわかっているんじゃないかな。考えてみると家では何もしてこなかったな、娘にそう言われるのもある程度は仕方ないなって。それで実際に家事をしてみて、大変なことをさせていたんだなとか、いろんなことを感じたり。でも、素直にやっていける方は幸せだと思うけど、何もできずに止まったままという方もいらっしゃるだろうし……。そういうときは大変ですよね」
「僕はカミさんへの依存が激しい。なんでもやってくれるからついつい。最近やっと冷蔵庫までは歩いて行くようになりました(笑)」