【問題】
赤ちゃんが生まれてから初めて神社にお参りする儀式を何と呼ぶでしょうか?
取材・文/磯 由利子️ 取材協力/神社本庁
赤ちゃんが初めて神社にお参りする「初宮参り」は、氏神様に誕生の奉告とお礼をし、氏子として今後の健やかな成長を神様に見守ってもらうようにと祈願するものです。
一般的に男児は生後31日目、女児は33日目に行いますが、地域によって異なることもあり、赤ちゃんの体調や天候などにも考慮し、これらの期日の前後の良き日を選んでお参りをします。
初宮参りでは、赤ちゃんは父方の祖母が抱くという風習があります。これは、昔は出産は命がけであり、出産からひと月では母親の体力気力が回復していないことに配慮して、代わりに父方の祖母が赤ちゃんを抱くようになったと言われています。
現代では事情が異なるので、両親や他の親族が抱いても構わないでしょう。祈祷をお願いする場合は初穂料や玉串料を持参しますが、金封の表書きには赤ちゃんの姓名を記しましょう。
【答え】初宮参りです。
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写真/PIXTA