刺身で食べてももちろん美味しい真鯛は、塩とオリーブ油をなじませてカルパッチョにしても美味。さらに粗めに削ったフランス産のチーズ「ミモレット」を一緒にいただくことで、素材の持つ旨味成分が口中に広がります。若いミモレットでは水分が多いため口の中で溶けやすくなって魚とのバランスがいまひとつなので、かたく締まった熟成タイプがおすすめです。
目の粗いおろし器がない場合は、スライサーで薄くスライスし、手でくずして散らす方法でもOKですよ。この一皿に合うワインは、アルザスのドライなタイプのリースリング種の白。しっかりとした酸や青い柑橘系を思わせる香りが鯛の風味を引き立てます。吉田健志シェフの『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』より。
【材料 3~4人分】
・真鯛(生食用) 1サク
・にんにく 1片
・塩 適量
・エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ2
・ミモレット(18 カ月熟成) 10g
・黒こしょう 適量
・ベビーリーフ 適量
・レモン 1/4 個