子どもが芋掘りで大量のさつま芋を持ち帰ってきた――なんて声が聞こえてくる今日このごろ。ほくほくの焼き芋も美味ですが、今日は素朴な風味であきのこない芋羊羹に仕立ててみましょう。その昔、高価な練り羊羹の代用として生まれ、愛されてきたおやつ。蒸したさつまいもはつぶした後にきちんと裏ごしして仕上げるとなめらかな舌ざわりになります。上白糖は、芋の甘さにより加減しましょう。さつま芋が冷めないうちに、手早く作業するのがコツです。『はじめて作る和菓子のいろは』より。
【材料 14cm×11cm×4.5cmの流し缶1台分】
・さつま芋(皮をむいた正味) 400g
・上白糖 90~100g
・塩 少量
・炒り黒ごま 適量