それでは、9年のサイクルについて説明します。植物の成長になぞらえるとイメージしやすいと思いますので、《 》内に書いておきます。
1 発展《種まき》これからの9年間の方向性を決める、とても重要な年。積極的に動きましょう。
2 協調《お手入れ》忍耐と調和に徹する年。焦りは禁物。蒔いた種は確実に土の中で成長しています。
3 創造《芽出し》芽は出るが一進一退という年。1から2の流れを見極め、今後について見直すタイミングです。
4 安定《雑草取り》堅実、現状維持の年。基礎固めに徹し、木が大地にしっかりと根を張るように、実力を養っておきましょう。
5 変化《成長》刺激的で不安定な年。大きな決断は特に慎重に。変化に抵抗せずに、うまく波に乗るのがポイントです。
6 愛情《花が咲く》信頼と愛の年。身近な人間関係がクローズアップされます。覚悟を持てば、あなたならではの「花」が咲きます。
7 休息《剪定》内省し充電する年。自分自身のメンテナンスに努めて。「何か」を受け取る準備として、スペースを空けておきましょう。
8 充実《収穫》願望が実現する年。いい流れを掴むためには一歩踏み出す勇気が必要。実が熟れたまま、腐らせないようにしましょう。
9 完結《土に返す》区切り、総決算の年。いったん手放し、土壌を整えて。次の9年に向けて、方向性を探るための準備段階。
11 動揺気持ちが揺れ動く1年。人間関係の悩みが生まれるかもしれません。
22 大波乱大変な年になりそう。大幸運を掴めるかは、あなた次第です。
33 激動いいことも悪いことも極端に現れる大変化の年。ターニングポイントになるでしょう。
たとえば、私の場合ですと、2016年は「5」で、「変化に抵抗せずにうまく波に乗るのがポイント」という年でした。メンタルトレーナーの1級コーチと国際認定コーチになり、さらに、数秘術の勉強を始めた年でもありました。とにかく環境の変化が速く、目まぐるしい1年でした。後から「5」だったということを知って、納得しました。
翌年の2017年は、愛情を表す「6」の年。家族との関わりがより増え、それに時間を費やした年でした。「身近な人間関係がクローズアップされる」という説明とも符合しますよね。
そして今年は、休息を表す「7」の年。新しいことにチャレンジするよりも、自分に注目して、今の仕事を深めるべき時期。ですから、一つひとつの仕事に対して、より一層学びを深めようと心がけて過ごしています。
このように、人生の指針になってくれるのが、個人年運数と言われる「人生サイクル」の数字なのです。
そして、「11」「22」「33」という方には特別なアドバイスがあります。「11」の時は、人間関係の悩みはあまり考えすぎないように、「22」の時は、「いい!」と思ったら、ぱっと掴むこと、「33」の時は、大きな変化があっても受け入れるようにしましょう。いずれにしても、この3つの数字のときは、ジェットコースターに乗っているような激動の一年になるはずです。
今回見てきたように、「今、私は人生のどのあたりにいるのか」ということが把握できれば、人生のバイオリズムにうまく乗れるようになります。人生サイクルの数字が、あなたらしく、素晴らしい人生を送る道標となるよう願っています。
これまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました!
数字のパワーがきっとあなたの人生を明るく照らしてくれるはずです。
また、どこかでお目にかかりましょう!