いかの塩辛、そのままお酒のアテとして食べることが多いと思いますが、「分とく山」野﨑洋光さんによる本レシピのように調味料として使うこともできるんです。
この「かぶの塩辛炒め」に使う調味料はいかの塩辛とお酒だけ。いかの塩辛は加熱すると香りが立って、旨みも強くなるので便利な調味料になります。今が旬のみずみずしいかぶにからめてバランスよく仕上がった一皿。おかずに、酒肴にぜひ作ってみてください。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。
【材料 2人分】
・かぶ(葉つき) 2個
・いかの塩辛 50g
・サラダ油 小さじ1
・酒 大さじ2
【作り方】
1:かぶは茎を2cm残して葉を切り落とす。身は皮つきのまま縦8等分に切り、水で洗い、水気をきる。葉は5cm長さに切る。
2:フライパンを熱してサラダ油を入れ、かぶの身を焼き目がつく程度に炒める。酒をふり、かぶの葉といかの塩辛を入れ、手早く味をからませる。
家庭料理の基本は栄養バランスのよい献立。でも「献立が立てられない」という悩みを持つかたが多いのも事実。その悩みに応えるべく、人気料理人・野﨑洋光さんが季節の食材を生かした49の献立をご紹介します。春夏秋冬の単品料理も合わせて計266レシピ掲載する、季節の家庭料理決定版です。段取りのタイムスケジュール表や、「作りおきできる」マーク、作り方のポイントに黄マーカーを引くなど、作りやすい工夫も満載です。
野﨑洋光・幕内秀夫(著)
定価:本体1,800円+税
撮影/髙橋栄一、南雲保夫、三木麻奈、湯淺哲夫