【問題】タンポポの花弁は何枚?
文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)
タンポポを見ると花弁が100枚以上あるように見えますが、じつは小さな花が100〜200個集まって、あの花形になっているのです。
要するに花弁に見える一つひとつが花というわけで、それぞれに雄しべ、雌しべなどがちゃんとあります。そして花弁の枚数は5枚と決まっています。
ためしに花を分解して花弁を観察してみてください。花弁にうっすらと4本の線が入っているのが見えるはず。それが5枚の花弁の名残です。
このように花弁がくっついた状態の花を合弁花といいます。合弁花の代表といえば、花弁がどう見ても1枚にしか見えないアサガオやツツジ。タンポポは、アサガオのような合弁花が集まった集合花というのは、知らない方も多いのではないでしょうか。
【答え】5枚
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写真/横田秀樹