【問題】縁起のよい和名を持つこの花の名前は?
文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)
ふっくらした蝶がたくさん連なっているような姿が愛らしいこの花は、マメ科のルピナス。
初夏のイングリッシュガーデンに欠かせない存在で、冷涼な気候のイギリスでは簡単に宿根しますが、日本の温暖地では宿根が難しく、一年草、または二年草の扱いになります。よく見ると小花が咲き上がる様子は、枝垂れ咲くフジの花を逆さにしたよう。そこから「ノボリフジ(昇り藤)」という縁起のよい和名がつけられています。
ガーデンでよく使われるのは、ラッセルルピナス(写真)で、花穂が長く、花色も豊富に揃う人気品種です。冷涼な北海道では6月下旬〜7月上旬にラッセルルピナスが咲き誇る美しい景色が楽しめます。
本州ではなかなか見られないので、ぜひ一度出かけて、この花の魅力を堪能してください。
【答え】ルピナス
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写真/横田秀樹