四角い顔と体操で鍛えたがっちりとした体躯がトレードマーク。真っすぐな人柄のよさも魅力。『ロミオとジュリエット』といえば、世界で最も有名な恋愛劇のひとつ。このシェイクスピアの代表作に、三宅弘城さんが出演します。演じるのは、敵対する名家の令嬢ジュリエットと、許されない恋に落ちる名家の子息ロミオ。しかも演出は宮藤官九郎さん。いまだかつてない“ロミジュリ”になること間違いなしです!
――キャスティングの妙が光る本作品。オファーを聞いた時はどう思われましたか?
「プロデューサーは何を言ってるんだろう!?と思いました(笑)。俺がロミオ!? 噓でしょ、そんなはずはないでしょうって。でも、どうやら本気らしいとわかったので、僕でよろしければ……という感じで引き受けました。こんなことでもなければ、絶対にやることはないでしょうからね。実際これまで、シェイクスピア作品に関わったことすらなかったですし」
――これまでに『ロミオとジュリエット』をご覧になったことは?
「ちゃんと観たことはありませんでした。それで出演が決まってから、蜷川(幸雄)さんが演出した藤原竜也くん&鈴木 杏ちゃんの舞台と、ディカプリオ様の映画のDVDを観ました。話の中身はなんとなく知っていたんですが、演出によってこんなにも見え方が変わるんだなって思いましたね」