今季のスカーフは
大判か小ぶりの2択今季、スカーフをおしゃれに取り入れたいなら、2つのパターンで考えましょう。
1つ目は、コーディネートのポイントとして「効かせる」方法。この場合、50×50㎝くらいのチビスカーフがおすすめです。ネックレス代わりにキュッと首に小さく巻いたり、ブレス代わりに手首に巻いたりしても素敵です。
もう1つは、防寒用としても使える大判ストールを、服の色に「なじませる」方法。素材は柔らかな薄手のもの、色は明るめのグレージュを選ぶと、どんな服とも相性がよく、使いやすいと思います。プリントでもいいですが、その場合、洋服の色をストールの中の一色からとり、全身が3色以上にならないようにすると上品にまとまります。
スカーフの「myヴィンテージ」は
キケンと心得て昔買って、クローゼットで寝かせておいた「myヴィンテージ」、私もたくさん持っていますし、実際に復活させて現役に戻ったものもあります。
でも、今季流行のスカーフに関しては、「myヴィンテージ」はキケンです! スカーフは、どんな服に合わせるのかがとても大事。昔のスカーフと今の服のテイストが違っていると、素敵に見えないのです。
迷い世代のおしゃれルール:せっかく旬の装いにトライしようと思っているのだから、スカーフも新たに買って、おしゃれを進化させていきましょう!
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おおさわ千春/Chiharu Osawa
スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子