信州地方の特産物である野沢菜漬けは、おいしいうえに整腸作用のある乳酸菌が含まれている発酵食品なので、健康にもいい優れた食品です。本日はそんな「野沢菜の日」なのだそう。そこで、「分とく山」野崎洋光総料理長による、野沢菜を使った一品を含めた献立をお届けします。
「帆立と大根の吉野煮」を主菜に、納豆に細かく刻んだ野沢菜と玉ねぎを混ぜた「野沢菜納豆」の副菜と「油揚げとかきの味噌汁」を合わせたバランスの良い一汁二菜です。
納豆と漬け物は発酵食品同士なので相性が良く、組み合わせるととてもおいしくなります。甘みが増してきた大根の煮物は帆立からいい旨みが出るので、だし汁はいらず昆布だけで十分。味噌汁も、かきと味噌の旨みと油揚げのコクがあるので、だし汁は不要ですよ。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。
【材料 2人分】
・野沢菜、納豆 各100g
・玉ねぎ 50g
・醤油 適量
【作り方】
1:野沢菜は細かく刻み、水の中で軽くもみ、水気を絞る。
2:玉ねぎはみじん切りにし、水にさらし、水気を拭き取る。
3:1、2、納豆を混ぜ合わせ、醤油で味をととのえる。