今が旬のにんじん。さまざまな食べ方ができますが、きんぴらは鉄板メニューですよね。いつものきんぴらに粗く刻んだくるみを足してしょうゆではなく味噌で味つけすれば、さらにご飯に合うコクのある一品になりますよ。冷蔵庫で4~5日保存でき、お弁当のおかずにもぴったりです。そのまま食べるだけでなく、水切りした豆腐と少々の片栗粉と混ぜて小判形にして焼けば豆腐バーグ、丸めてカラリと揚げれば即席がんもどきにもアレンジできるので、ぜひお試しあれ。野菜料理家・庄司いずみさんの『やさいの常備菜』より。
【材料 できあがり保存容器600cc分】
・にんじん(細切り) 小4本(400g)
・A [味噌 大さじ4 /酒 大さじ8 /むきぐるみ(粗く刻む) 20個(40g)]
・ごま油 適宜
【作り方】
1:Aをボウルに入れて混ぜあわせる。
2:フライパンにごま油を熱してにんじんを炒め、しんなりしたら1を加える。2~3分炒めて水分がとんだら火を止める。
庄司いずみさんの『やさいの常備菜』は、忙しい日にも野菜がしっかり摂れる「作りおきおかず」「おかずの素」レシピ集。蒸して塩をしただけ、調味料とあえただけというシンプルなストック術からお馴染みのお惣菜、また常備しておきたいタレやソース、ジャムまで保存版の一冊です。
庄司いずみ(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/千葉 充