異国情緒満点! と言うより、もはや異世界。まるで何かの映画に出てくる違う星に来てしまったかのような、そんな風景でした。
そしてテラスに出て朝のコーヒーを頂いていると、1匹の白い猫が近寄ってきました。この猫ちゃんよっぽど人に慣れているらしく、何をしても私から離れない。コーヒーカップを頭に乗せてもゴロゴロゴロゴロ。気づけば部屋の土間まで入り込み、それはそれは寛いでいらっしゃいました。
この社交性と押しの強さに加え、人たらしなところ、何か猫にすらトルコの国民性を感じてしまうのは私だけかしら(笑)。朝日を全身に浴び、パワーをチャージした後は、早速きもの姿で、滞在しているギョレメの町を散策します。ホテルから数分の高台へ上ると、町全体を見下ろす事ができ、また反対側からは、手付かずの自然と、奇岩群を間近に見ることができます。
まるでそこは風の谷。スタジオジブリの『風の谷のナウシカ』に出てくる町を彷彿させます。というわけで、“風の谷の民”風に撮影。
そんなことしていると、もの凄く巨神兵っぽい岩も発見。ただの偶然にしては、できすぎていますね。
このギョレメという町は、カッパドキアの中でも比較的大きな町なので、お土産屋さんも豊富。散策の後もしっかりショッピングを楽しめます。トルコの美しい絨毯は見ているだけでも楽しいですね。
見ているだけ、なんて言いましたが嘘です。無理です。結局我慢できずテーブルランナーサイズの物を値切りに値切って元値の半額以下で購入。更にはクッションカバーまでサービスしていただきました。お金はしっかり出て行ってるのに、なんだか得した気分になってしまうトルコマジック!