小さなココットがひとつあれば、簡単でおいしいおつまみ系煮込み料理が作れます。今日は、独創的なおつまみメニューが人気のバー「銀座ロックフィッシュ」店主・間口一就さんの「牛もつ煮」をご紹介しましょう。ココットに生姜と一緒にゆでた牛もつ、一口大に切った厚揚げ、にんにく、ケチャップ、紹興酒、水、塩を入れて蓋をし、中火にかければできあがり。メイン食材の牛もつはもちろんのこと、じつは味がじっくり染み込んだ厚揚げが陰の主役です。牛もつは肉屋さんで新鮮なものを選んでくださいね。ロックフィッシュが得意とするハイボールやビール、日本酒、焼酎など色々なお酒に合いますよ。『銀座ロックフィッシュのストウブつまみ』より。
【材料 直径14cmのラウンド型鋳物鍋1杯分】
・牛もつ(ミックスホルモン) 150g
・生姜(スライス) 2~3枚
・厚揚げ 1/2枚
・にんにく(スライス) 1/2片分
・ケチャップ 小さじ1
・紹興酒 80cc
・水 250cc
・塩 ひとつまみ
【作り方】
1:牛もつは生姜と一緒に5分ほどゆでてザルにあげる。
2:ココットに1と、一口大に切った厚揚げ、にんにく、ケチャップ、紹興酒、水、塩を入れて蓋をし、中火にかける。沸騰したら弱火にし、15分ほど煮る。
『銀座・ロックフィッシュのストウブつまみ』は、人気の鍋「ストウブ」を使った初のおつまみ本。料理はオリジナルのつまみアイディアで雑誌でも大人気、缶詰の商品開発にも携わる銀座ロックフィッシュの主人、間口一就さん。温かいつまみもストウブならそのままあつあつでテーブルに。万能調理器具はそのまま器に早変わり。手のひらサイズの鍋が大活躍します。
間口一就(著)
定価:本体1,500円+税
撮影/鵜澤昭彦