ワインと牛肉、温泉、コンサート。食欲、行楽、芸術と秋のすべてを堪能したいというワガママな願いは、松本で叶います。 紅葉が広がりはじめた信州の宿で、魅惑のステイを。
地元のワインと牛肉を味わい尽くす。これぞ秋の夜の正しい過ごし方。 紅葉も温泉も素晴らしい宿。でもまずはこちらの「特別会席 和牛尽くし」を! 地元・桔梗が原のメルロー種をはじめ、ワインと相性の良い牛肉を贅沢に使った、「星野リゾート 界 松本」自慢のディナーです。 厳選されたナガノワインと長野県産和牛が、この秋旅のメインです!
先付(さきづけ)はとろりとした「かぶりの黄身和え」、お椀は黒こしょうを効かせた「牛テールスープ」。フィレ肉の牛カツもカリッと香ばしく、思わず頬が緩みます。牛肉尽くしのこのコース、実は料理ごとに異なる部位が使われているという贅沢さ。「かぶりやランプ肉など脂の味わいがある部位からスタートして、おなじみのフィレやロース肉を経ながら(笑)、赤身の多いネック、しっとりしたしんたまで締めくくる全9品。それぞれの部位の個性を生かした調理法で仕上げています。これだけの部位を一度に召し上がることはあまりないと思いますので、個性の違いをより感じていただけるのではないでしょうか」(総支配人・吉川竜司さん)。 しかもワインは、地元産4種がグラスのペアリングで用意されていて、至れり尽くせり。「ネックをゆっくりと噛みしめて、口中に旨味が広がったところに、井筒ワインの赤を一口。これがまた…しみじみ美味しいんですよ(笑)、おすすめです」 ほのかにごま油が香る、先付け「かぶりの黄身和え」(左)と「牛テールスープ」。合わせるワインは「サントリー メルローロゼ塩尻2014」。
続いては、ローストビーフ風に仕上げた、和牛ランプ肉の「お造り替わり」(奥)とフィレ肉の甘みが際立つ揚げ物「牛カツ」。
信州の旬を閉じ込めた「八寸」は、オリジナルの松本手毬の器で。井筒ワインの「ピノブラン」とのマリアージュを。
井筒ワイン「カベルネソーヴィニヨン」と台の物「和牛ネックとしんたまの陶板焼き」でコースもフィナーレに。
食事のお蕎麦(ご飯もチョイス可)、信州銘醸ワインゼリーのデザートをいただく頃には、心身ともに信州の実りでいっぱいに。