今年は珍しい現象「サインのルーラー回帰」が起こる
太陽は毎年同じ頃、射手座から山羊座へと動くので、拡大から責任への雰囲気の変化は少なからず毎年あるのですが、今年は更にそのエネルギーを強くする「サインのルーラー回帰」(※4)が同時に起こります。
これは、惑星が元々の力を発揮しやすい場所に帰ってくることから「本来のエネルギーを遺憾なく発揮できる」ことを意味します。(今回は、木星が射手座、土星が山羊座に帰ってくる。)
そして、そこを「目的意識」を司る・太陽が、エネルギーを過剰に受け取りながら移動していくので、「浮かれ気分(木星・射手座)」から「現実的(土星・山羊座)」、という気分のコントラストがより強く風潮や世相に今年は反映されてしまうわけです。
このような時期はあまりないので、良くも悪くも空気感をよりわかりやすく感じる貴重な時期になると思います。
12月の運気予報2:まとめ一気にシリアスな雰囲気になるが、心の準備をしておけば、この差やコントラストはうまく乗り越えられる。※4 占星術では、同じ原理やエネルギーから派生した天体(太陽や木星など)とサイン(「~座」といわれるもの)の間には、相対的な対応があると考える。サインが天体に対応することを支配天体(ルーラーシップ)と呼ぶ。射手座は木星に対応し、山羊座は土星に対応する。天体が支配天体(ルーラー)のサインに入ることをルーラー回帰という。