名カメラマンが抜擢！　映画『宵闇真珠』の主演、アンジェラ・ユンさん

本作のロケ地・大澳（タイオー）には、撮影で訪れる前にも「旅が好きなので、行ったことがあって。街並みが印象に残っていました」。

押し付けはしないけど、少しずつでも何かを感じられる作品

『ラスト・フレンズ』や『ロングバケーション』、『東京ラブストーリー』など、日本のドラマを昔から観ていたというアンジェラさんは、最近は映画もよく観るようになり、『万引き家族』や新海誠監督作が好きだとか。さらに、新海監督の『言の葉の庭』の舞台であったことから新宿御苑を訪れたり、漫画『SLAM DUNK』を読んで鎌倉に行ったり。そんなアンジェラさんだけに、『宵闇真珠』が「香港にも昔ながらの暮らしぶりや面影が残っているところがまだあるんだということを知っていただくきっかけになければ」といい、大澳は「観光スポットとしてもいいところなので、行きたいという人がたくさん現れることを期待してます」。

「本作は、人に何かを押し付けるような映画ではないんですけど、皆さんがそれぞれに少しずつ感じていただけるものはたくさんあるんですよね。特に、私が一番気に入っているのはエンディングで。淡々とフェイドアウトしていくような終わり方なので、日本の方も気に入ってくれるんじゃないかと思います。あとは、日本の方が改めて“オダギリさん、格好いい”って思ってくれればいいかな（笑）」