大将の美意識が宿る味と空間。
思わず通いたくなる創作居酒屋
魚三
旬のおまかせ握り$36。右のうには、この時期おすすめのサンタバーバラ産。2018年オープンの新店の中で、リピーター続出なのが、こちらの「魚三」。なかには週3回来店する方もいるほどで、早くもファンを魅了しています。
その中心となっているのが、大将のノブさんこと、オーナーの三澤義信さん。
日本で建築関連のバックグラウンドを持ち、日本から取り寄せた欄間などを使った空間づくりからロゴまでを自ら手がけた店内は、隅々まで美意識が宿っています。
大将の“ノブさん”の美しい仕事ぶりを見つつ、おしゃべりも楽しめるカウンター席。折り目正しく、仕事ぶりも美しい大将とのカウンター越しのおしゃべりを楽しみつつ、本日入荷の食材を生かしたおすすめの品をいただいていると、あっという間に数時間経っていることもしばしば。
ひと手間もふた手間もかけた、冷やしトマトのあさりゼリーがけ$6.50。ハワイにいるのを忘れてしまうくらい、気の置けない晩ご飯は、心地よさも抜群です。
魚介類のほとんどが日本直送。新鮮な食材の旨みを生かしつつ一手間を加え、楽しい独創的な味に仕上げるのが、ノブさん流。
日本から直送のさざえが並ぶことも。ハワイの王族だけが食すことができた魚“モイ”は、粗塩をまぶし囲炉裏で原始焼きに。表面はカリカリ、中身はジューシーなモイの塩焼きは、リピーター必至の一品です。
人気メニューのモイの塩焼き$25.50。世界中の食を味わってきた、マネジャーのダニエルさんが厳選した、ワインや日本酒の数々も魅力のひとつ。
白身魚と好相性の白ワイン「ドン・オレガリオ」は、特別に仕入れたスペインワインなので、ぜひ味わってみて。
一年中、常夏と思われがちなハワイですが、朝晩は肌寒く感じられる、これからの季節。
温かいものが恋しくなる秋冬は、ひねりを利かせた鍋メニューが登場予定とのことで、和みの夜をいっそう心地よくしてくれそうです。
大将の“ノブさん”とのおしゃべりを楽しみに来店する方も多い。シグネチャーメニューのフォアグラ大根$19.50。Izakaya Uosan
魚三
1221 Kapiolani Boulevard #108,
Honolulu, Hawaii 96814 U.S.A.
(808) 200-5077
営業時間 17時30分〜23時
(日曜17時〜22時30分)
月曜定休