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都通信記事一覧へ>> 和菓子で迎えるクリスマスはいかが?
(京都特派員:西村晶子)
12月に入ると街はクリスマスムード一色。イベントも目白押しです。京都でも街のあちらこちらでクリスマスデコレーションが見られますが、和菓子屋さんでもクリスマスをテーマにしたお菓子を作っているのをご存じですか。
茶席でも評価の高い、上生菓子を専門に扱う平成生まれの菓子司「聚洸(じゅこう)」もその一軒です。
お茶人も認める、平成生まれの菓子司京都には、名店、老舗の菓子司がたくさんありますが、こちらは平成17年に創業した比較的新しいお店。
その高い美意識と洗練された味わいで早くから注目を集め、クリスマスの和菓子もご覧のとおりの美しさと愛らしさです。
「開業当初から変わったことはせず、修業先や実家の菓子を手本として、繰り返し作ることで、ごく自然に自分の個性が生まれました。10年経った頃からようやく聚洸の菓子をわかっていただけるようになり、やっと和菓子屋としてスタートを切った気がします」とご主人・髙家裕典さん。
西陣の老舗「塩芳軒」の次男として生まれ育ち、名古屋の名店「芳光」で修業を積み、この13年間、上生菓子だけを手がけています。
それでは早速、髙家さんが手がけるクリスマス和菓子をご紹介しましょう。