里いもを買うとついつい煮っころがしや汁物にしがちですが、ペーストにすれば保存とアレンジがきく万能作りおき食材になるんです。水からゆでた里いもをマッシャーでつぶすだけと簡単で、冷蔵庫で4~5日保存できますよ。今回は、この里いものペーストで作る3品のレシピをお届けします。
片栗粉や紅しょうがなどを混ぜてフライパンでこんがり焼いて「さつま揚げ風」に。ご飯と豆乳、塩と一緒にミキサーにかけてポタージュ状にし、鍋にかけて作る「韓国風粥」は優しい味と食感が体に染みます。ペーストを丸めて、からいりしたパン粉をまぶせば「揚げないコロッケ」のできあがり。このほかにも、しっとりした食感の里いものペーストは、じゃがいもとはひと味違った和風のサラダやポタージュになります。小麦粉、豆乳と混ぜてしっとりした食感のパンケーキやクレープにするのもおいしいですよ。人気の野菜料理家・庄司いずみさんの『やさいの常備菜』より。
【材料 できあがり保存容器500cc分】
・里いも 600g
【作り方】
1:里いもは皮ごと水からゆで、柔らかくする。
2:里いもの皮をむいてボウルに入れ、熱いうちにマッシャーでつぶす。