毎月13日は、数字にちなんだ「一汁三菜の日」。さまざまな栄養素がバランスよくとれる一汁三菜ですが、献立を考えたり複数の料理を並行して作ったりするのは結構難しいですよね。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』には、季節ごとのオススメ献立のレシピだけでなく、料理の段取りスケジュールも掲載されているので、その通りに進めればスムーズに調理ができること請け合いです。
本日ご紹介するのは、「かきの甘酢野菜あんかけ」をメインに、「切り干し大根のねぎ炒め」「くずし奴」「あさりの味噌汁」という構成の一汁三菜。かきは衣をつけて間接的に揚げることでジューシーに仕上がります。歯ごたえがあって甘くない切り干し大根のねぎ炒めはご飯が進む一品。なめらかな豆腐とシャキッとした長いもの副菜と、あさりの汁物を添えた、食べごたえのある献立です。
【材料 2人分】
・かき(むき身) 10個(120g)
・にんじん 4cm
・しいたけ 2個
・ごぼう 1/4本
・長ねぎ 1/2本
・にら 4本
・小麦粉 適量
・煮汁 [だし汁 200cc/醤油 大さじ2/みりん、酢 各大さじ1/砂糖 大さじ1/2]
・水溶き片栗粉 [片栗粉 大さじ1/水 大さじ2]
・揚げ油、塩 各適量
【作り方】
1:にんじんはせん切りにし、しいたけは軸を取って薄切りにする。ごぼうはたわしでよく洗い、皮つきのままささがきにする。長ねぎは4cm長さに切ってから縦4等分に、にらは4cm長さに切る。
2:1のにんじんとしいたけを一緒にざるに入れ、熱湯に浸けて箸でほぐし、ざるごと引き上げる。
3:鍋に煮汁の材料、1のごぼうとねぎ、2を加えて火にかける。沸いたら水溶き片栗粉を加えて大きく混ぜ、とろみをつける。にらを加えて温める。
4:かきは塩で軽くもみ、水洗いして水気をきる。
5:はけで小麦粉をまぶす。揚げ油を170℃に熱し、揚げる。
6:器に5を盛り、3をかける。