12月から1月頃に旬を迎える芽キャベツ。ビタミンCが豊富で、見た目もころんと可愛らしいこの野菜を丸ごと使ってサラダにしてみましょう。塩ゆでにしてから焼いた芽キャベツに、シェリービネガー、粒マスタード、塩少々を混ぜたドレッシングとパルメザンチーズのすりおろしを振りかけていただきます。芽キャベツをバターで焼いているときの香ばしい香りが食欲をそそりますよ。バターは無塩、有塩どちらでもかまいません。加える塩の量を加減して味を調整してください。竹串や小さなナイフの先などで刺して火が十分に入ったかを確かめて。焼き加減は少し柔らかめがおいしいですよ。世界的な料理プロデューサー・狐野扶実子さんの『まいにち、サラダ』より。
【材料 2~3人分】
・芽キャベツ 200g
・塩 適量
・シェリービネガー 小さじ2
・粒マスタード 小さじ1
・バター 10g
・パルメザンチーズのすりおろし 大さじ山盛り1
【作り方】
1:芽キャベツの付け根部分に小さなナイフの刃先を刺し、内側に十文字の切れ込みを深めに入れる。
2:5分間塩ゆでにし、水気をきる。大きいものは縦半分に切る。
3:ゆでている間に、小さな器にシェリービネガー、粒マスタード、塩少々を混ぜておく。
4:フライパンにバターを熱し、芽キャベツを入れる。塩をふり入れ、時々転がしながら弱めの中火で約8分、中心が柔らかくなるまで焼く。
5:皿に盛り、3とパルメザンチーズのすりおろしをふりかける。
狐野さんの『まいにち、サラダ』は、スーパーで買える材料で簡単にできるサラダからご馳走サラダまで101品。盛り付けもうっとりするほど美しい、サラダ本のバイブルとなる1冊です。
狐野扶実子(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/坂本正行