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チーズの香りと食感の妙を楽しむ。大人味のビスコッティーニ

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チーズの香りと食感の妙を楽しむ。大人味のビスコッティーニ

2017.05.06

切り分けた細長い形状でおなじみのビスコッティは、イタリアを代表する固焼きビスケットです。いまや世界中で親しまれていますが、もともとはトスカーナの郷土菓子だとか。ビスコッティーニはそのダウンサイズ版で、このあたりはスパゲッティとスパゲッティーニの関係と同様でございます。

東京・白山の人気イタリアン「ヴォーロ・コズィ」西口大輔シェフのビスコッティーニは、さっくりした生地に、プチプチしたポレンタ粉の舌触りが絶妙のアクセント。チーズ(グラーナ・パダーノ)の香りがきいた大人味で、これはスプマンテの合いの手に楽しめますよ。形もかわいらしいので、ちょっとしたプレゼントにしても喜ばれそうです。『本当においしく作れるイタリアン』より。

グラーナ・パダーノのビスコッティーニ　撮影：高橋栄一

「サクサクした食感に仕上げるために、必要以上に練りすぎないよう注意しましょう。ポレンタ粉が手に入らなければ、プチプチした舌ざわりはなくなりますが、同重量の中力粉に替えてもかまいません」(西口シェフ)。

【材料　作りやすい量・60枚分】
・中力粉　110g
・卵黄　1個
・バター（食塩不使用）　75ｇ
・グラーナ・パダーノ（粉）　40g
・白ポレンタ粉※　12g
・グラニュー糖　6g
・打ち粉（中力粉）　適量

※白ポレンタ粉は、白とうもろこしの粉が原料。ネットストアや輸入食材店などで購入可能。白が手に入りづらければ、黄とうもろこしの粉が原料の黄ポレンタ粉を使用してもよい。

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