年末公開の韓国映画『それだけが、僕の世界』で、新たな一面を見せたイ・ビョンホンさん。近年ハリウッドにも進出し、様々な新たな役を見事に演じ、世界のファンを魅了してきました。でも今度の新作では、そんなスターオーラを完全封印!
かつては、東洋チャンピオンだった元プロボクサー。今では定職も住む場所もない。適当な髪型に、普段着はジャージー、庶民的な店で焼酎を引っ掛ける、そんなどこにでもいそうなジョハ役に挑戦しました。クールでかっこいいイ・ビョンホンさんとはかけ離れたこの役柄ですが……ご注意ください! この作品では、彼の滲み出る人柄から目が離せなくなるのです!
物語はそんな落ち目の男ジョハが、偶然にも17年前に別れた母親と再会し、今までに会ったことも聞いたこともない弟のジンテと暮らすことになるところから始まります。弟のジンテはサヴァン症候群で、天才的なピアノの才能を秘めた人物。あまりにも違う兄弟が互いの存在に戸惑い、苛立ちながらも、やがて本物の家族として心を通わせていく様を丁寧に描いていきます。弟のジンテ役は韓国映画界で大注目のパク・ジョンミン。兄弟に惜しみない愛を注ぐのは実力派女優のユン・ヨジョン。この名優たちが織りなす、家族の物語は涙なしには観ることができません。
今回は、ジョハを演じたイ・ビョンホンさんに特別インタビューをお願いしました。この映画にかける、イ・ビョンホンさんの心意気をどうぞ感じてください!