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大宮勝雄シェフの和みの洋食レシピ【2】チキンライス

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大宮勝雄シェフの和みの洋食レシピ【2】チキンライス

2017.05.04

数ある洋食の「ライスもの」のなかでも、もっともノスタルジックな薫りを漂わせる一皿がチキンライスでございます。なにしろいまや、ほぼ洋食屋さんのメニューにしか存在しませんからねえ。これを薄焼き卵で包んだオムライスなら、街の中華だろうが喫茶店だろうが、どこでも食べることができるのに……。というわけで本日はレガシーフード、チキンライスのレシピをお届けしましょう。バターライスから仕込む正統派です。この料理はソースを加えてからが勝負。ご飯を混ぜる手もフライパンをゆする手も、グンとスピードアップさせます。水分を吸わせず、トマトソースの味だけをからませて。このひと粒ひと粒にトマトソースがからんだパラパラご飯を柔らかい鶏肉と一緒に食べれば、ひと口で納得のおいしさ。本店は東京・浅草、洋食の老舗「レストラン大宮」大宮勝雄シェフのレシピです。

チキンライス　撮影：髙橋栄一

「鶏肉を炒めるときは、表面をさっと油通しするイメージです。具を加えては炒め続けるので、この段階で火を通す必要はありません。このチキンライスはトマトの酸味がきいた味付けなので、ケチャップの甘み強めがお好みなら、仕上げの塩、こしょうをするタイミングでケチャップを加えるといいですよ」(大宮シェフ)。

【材料　2人分】
・鶏もも肉　1/2枚（約100g）
・マッシュルーム　4個
・ナポリソース　3/4カップ
・サラダ油　大さじ1
・薄力粉　適量
・グリーンピース（塩ゆで）　16粒
・塩、こしょう　各適量

■バターライス(作りやすい分量・このうち450ｇを使用)
・米　500ｇ
・玉ねぎ（みじん切り）　1/2個分
・バター　50ｇ
・塩　小さじ2
・こしょう　適量
・ローリエ　1枚

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