京都人も注目する京町家宿。「京の温所」で京都暮らしを体験!
佇まいは京町家、中に入ると上質でモダン、閑静な茶房のような宿。ワコールがプロデュースする、京都で過ごす“新しいもうひとつの日常”
ワコールは、「スタディホール京都」のほかにも新事業を展開しており、2018年に京町家を一棟貸しする
「京の温所(おんどころ)」プロジェクトをスタートさせました。
コンセプトは“ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき”。ホテルや旅館とは違うあたらしい京都の宿のカタチを提案しています。
いずれも長年住居として利用されてきた京町家を、未来に引き継ぎ、伝統を守るためにリノベーションした、今の暮らしに適した快適な住空間です。
カウンター前や掘りごたつで食事が楽しめるキッチン&ダイニング。キッチンツールや器を常備しているので気軽に調理することも。 上質なマットレスや寝具を備えたベッドルーム。注目の御所南エリアに最新の「京の温所」誕生
今年オープンした、平安神宮や美術館に近い「京の温所 岡崎」、二条城東エリアの「京の温所 釜座二条」に続いて11月にお目見えしたのが、こちらの「京の温所 御幸町夷川」です。人気の御所南エリアにあり、さっそく中を見せていただきました。
1階は、使い勝手がよいカウンターキッチンと掘りごたつ式のダイニング、茶室の趣を残す書籍が並ぶ和室、端正なつくりの坪庭を一望する浴室があり、2階にはベッドルームが1室。キッチンツールや食器、茶器も揃い、数寄屋の意匠を生かしつつ、機能性を取り入れた心地よい空間です。
御所も近く、昔ながらの街並みも残る地。思い思いの過ごし方ができそうです。最近はレストランやカフェ、ショップなども増え、祇園や東山も徒歩圏内にあり、散策の楽しみに事欠きません。今まで知らなかった京都の日常がいろいろと体験できそうです。
●京の温所 御幸町夷川(ごこうまちえびすがわ)京都府京都市中京区御幸町夷川上る松本町574
チェックイン/16時~ チェックアウト/11時
※「ワコールスタディホール京都」と同じビルの1階にある「京の温所受付フロント」でのチェックイン受付は10時~17時。スーツケースなどの荷物のお預かり、運搬サービスあり。宿の入出は暗証番号で行い、チェックアウトは不要。
料金/1棟2名様6万円~4名様10万円(税別)
お問い合わせ/株式会社ワコール お客様センター
フリーダイヤル0120-307-056
(9時30分~17時、土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)
ワコールスタディホール京都×『家庭画報.com』
開催日時:2019年2月2日(土)13時~約2時間 ※12時30分受け付け開始
定員:約40名(※先着順受け付け、定員になり次第終了)
参加費:2000円+税 ※お土産付き
お土産:『家庭画報.com』×大原千鶴さんコラボのお出汁パック
内容:日本の食や文化を通して、四季折々の家庭料理の大切さを伝えます。
お茶の後、大原さんのお話、だし取りや煮物のデモンストレーションを予定。
取材・文/西村晶子 撮影/福森クニヒロ、鈴木一彦(人物)