青魚の中でもとりわけ脂肪分が豊富なさば。秋口から12月にかけてがもっとも脂がのっておいしい時季です。今日はこの旬のさばを使った2皿をご紹介しましょう。まずは「さばのホイル焼き みそ煮風」。ホイルに包んでオーブントースターで焼くだけで、簡単・お手軽にさばみそ風味の一品が作れます。
もう一皿は「さばソテー カレー風味」。さばは和風はもちろん、スパイスやハーブなど洋風メニューとも相性バツグンです。小麦粉とカレー粉をまぶしてオリーブ油で焼けば、カリッとした食感とカレーのスパイシーさがたまりません。どちらも、皮目に数本、包丁の先で切り込みを入れる“飾り包丁”がポイントです。『築地「魚河岸三代目 千秋」店主・小川貢一の おさかな食堂』より。
【材料 2人分】
・さば(3枚おろし) 片身
・A [みそ、酒 各大さじ2/しょうゆ、砂糖 各大さじ1/しょうが(しぼり汁) 少々]
・ゆず(皮のせん切り) 適量
【作り方】
1:さばを半分に切る。身を全部切ってしまわないように気をつけながら、皮目にすっと数本、包丁の先で切り込みを入れる。これが飾り包丁。
2:Aを混ぜ合わせ、みそだれを作る。
3:さばとみそだれをアルミホイルで包み、オーブントースター(魚焼きグリルでも可)で20分ほど焼く。
4:アルミホイルを開き、ゆずをのせる。