【問題】虹の色をすべて正しく答えられますか？
取材・文／磯 由利子
虹は太陽光が空気中の水滴で、屈折（折れ曲がる）・反射（はね返る）して起こる現象です。太陽光が反射して起こる現象ですから、虹は必ず太陽を背にした方向に現れます。
虹ができるには、太陽光が空気中の水滴（雨）に当たることが条件ですから、雨上がりによく見られます。
普通の虹は外側が「赤」、内側が「紫」と決まっていて、虹の外から内側にかけて、「赤、橙（だいだい）、黄、緑、青、藍、紫」の順番になります。
虹が7色に見えるのは、太陽光線（可視光線）が7色（6色）に分解されるためです。
太陽光（可視光線）をプリズムで分解すると6色で、その内訳は「赤、橙（だいだい）、黄、緑、青、紫」になるため、虹の色は6色といわれています。ただ、可視光線の色の境界には個人差があるため、「青色」の次に「藍色」を加えた7色ともいわれています。
【答え】虹の外側から「赤、橙（だいだい）、黄、緑、青、紫」の6色もしくは、青の次に「藍」を加えた7色です。
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写真／PIXTA 取材協力／
気象庁
