ドラマだけど、芝居は大きくわかりやすくにちょっとびっくり
映像作品への出演は、2016年6月公開の映画『嫌な女』以来。ドラマには6年ぶりの出演となり、その間は様々な舞台に立ってきました。現在も、ミュージカル『マリー・アントワネット』でフェルセン伯爵役を演じながらの吉井役ですが、「似ているとか共通点があるような役だったら、ちょっとパニックになるのかもしれないですけど、2人が真逆すぎて。いい感じで切り替えができています」。役の切り替えと共に、舞台と映像の芝居は別物で、そこにも切り替えが必要になってくるのでは……?
「“切り替えをうまくしよう”、“ナチュナルにナチュラルに”と思って撮影に行ったんですけど、行ってみたら福澤(克雄)監督に舞台っぽく、大きく芝居してほしいと言われて。ちょっとびっくりしました。だから、切り替えということは、そこまで細かく意識せずに演じているのが正直なところかもしれないです。監督からは、吉井について、もっとわかりやすく、キャラクターを強くしてほしいということもご指導いただきました。表情も、大きめにということを意識しています」
吉井は冷酷な人かと思いきや、監督からの指示を受けながら演じてみて、「少しノリがいいような部分もある人なんだと思いました」。