2018年1月から2カ月にわたって歌舞伎座で行われた高麗屋の三代襲名披露公演。2月には40名のきものSalon読者が1階の上手下手の両側の桟敷席で、「口上」がある夜の部を観劇し、華やかなきもの姿で襲名を祝いました。
両サイドの桟敷席がきもの姿で彩られ、京都の芸妓さんの総見を思わせる華やかさでした。開演前には、劇場内の「東京吉兆 歌舞伎座店」にて、十代目松本幸四郎夫人の藤間園子さんをお迎えしたトークイベントを開催。シーンに応じて選ぶという梨園の妻としてのきものの装いについて語っていただきました。また、襲名までの道のりをインスタグラムにて発信してきたエピソードには、会場が和みました。
高麗屋に因んだ松葉があしらわれた付け下げに朱色の帯を合わせた上品な装いの藤間園子さん。公式インスタグラム>> 開演前に茶屋辻の付け下げに「啓」の袋帯姿で挨拶をする『きものSalon』編集長の古谷尚子。