【作り方】
1:だし汁を作る。鍋に水と昆布を入れて30~40分おく。
2:強めの中火にかけ、昆布が浮いてきたら引き上げる。煮立たせてはいけない。
3:煮立たせてあくをすくい、火を止めて3分おく。一度きちんと煮立たせ、あくをすくうと乾物独特の臭みが抜ける。また温度が高いと削りがつおの雑味が出るため少し冷ます。85℃で充分旨みが出る。
4:削りがつおを広げるように入れて、鍋底に沈んで香りが立つまでおく。削りがつおの表面から旨みが出るため、できるだけ重ならないように入れる。
5:ボウルにざる、ペーパータオルを重ね、4をそっとこし入れる。削りがつおを揺らすと雑味が出るので、なるべく静かにこす。
6:削りがつおをペーパータオルで包んで、箸でそっと押さえて絞る。
7:絹ごし豆腐は5cm角に切る。白菜はざく切りに、しいたけは軸を切って飾り包丁を入れる。
8:長ねぎは小口切りにして冷水でもみ洗いし、水気をきる。鍋にBを合わせてひと煮立ちさせ、そば猪口などに移す。
9:土鍋の中央にBを置き、土鍋にAを入れる。7を入れて火にかけ、温まったらBに8の長ねぎ、削りがつおを入れてつけて食べる。
主婦のリアルな料理の悩みを徹底的に解消した「和のおかず」のレシピ集。唐揚げ、しょうが焼き、さば味噌といった定番おかずから、ぶり大根や鯛のあら炊きなどの覚えておきたい基本の和食、今どきの和の味付けまでを網羅した充実の245レシピ。みんなが失敗しやすいポイントを踏まえ、丁寧に紹介しています。「和のおかず」作りに自信をもちたい人におすすめの1冊。
髙井英克・上田淳子・小林まさみ 小林まさる(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/広瀬貴子