ドレス/ブルーバード ブルバード(ウエスト) 靴/ミュベール(ギャラリー・ミュベール)穏やかな気持ちで楽しみながらやっていこう
その言葉からは、内面の充実ぶりが窺える。実は、ファンだった真田広之さんの相手役のオーディションに応募したのを機に、中学3年生で芸能界に入った原田さんは、2017年がデビュー35周年だった。
夏には、自身の代表曲を新たなアレンジでレコーディングした、35周年記念のセルフカバーアルバムをリリース。秋にはその新譜を携えて、全国ツアーを行った。
「たくさんの出会いと、今まで支えてくださった皆さんのお陰で、ここまで来られたんだなと思うと、感謝の気持ちでいっぱいで。去年は、どんどんお返しをしようと思って、あちこちに出かけていった一年でした。
そんな35周年を終えて、何かこう、大仕事が終わったというか(笑)、心が軽くなって、不思議なほどリラックスして音楽に臨めるようになったんです。節目をちゃんと越えられてホッとした気持ちもあるし、50代になったこともあるかもしれません。
これからはもっと気持ちを穏やかに、楽しみながらやっていこうと、今とても前向きな気持ちでいます。何を下ろしたのかわかりませんけれど、確実に(肩から)何かが下りた気がしますね(笑)」