グルタミン酸、コハク酸、イノシン酸、アミノ酸などのうま味成分や、ビタミン、亜鉛、鉄といったミネラルがぎっしり詰まったほたて。フライにすることで、そのうま味と栄養をギュッと閉じ込めましょう。串をさしてピンチョス風にすれば、手軽でかわいいおつまみのできあがりです。ポイントは簡単に作れるしょうゆマヨネーズのソース。カラリと揚げたほたてとベストマッチです。
ほたてには、疲労回復や二日酔いに効果があるとされるタウリンが実に多く含まれていますし、肝機能をサポートするアラニンという成分も含まれていますので、お酒のおつまみとしても優秀ですよ。『築地「魚河岸三代目 千秋」店主・小川貢一のおさかな食堂』より。
【材料 2人分】
・ほたて(生食用) 6個
・小麦粉、卵、パン粉(衣用) 各適量
・揚げ油 適量
・A [マヨネーズ 大さじ2/しょうゆ 大さじ1]
【作り方】
1:ほたてはペーパータオルで水気を拭き取り、小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつける。
2:180度の揚げ油で揚げ、串にさしてピンチョス風に盛る。
3:混ぜ合わせたAのソースを添える。
築地の魚料理店「魚河岸三代目 千秋」を営む 小川貢一さんの“おさかなレシピ”は、 お洒落で美味しくてヘルシー!と女性に大人気。本書では定番和食はもちろん、フレンチ、イタリアン、スペイン料理まで、切り身やさくを多用した、とびっきりおいしい魚料理を手ほどきします。これ1冊あれば、もう魚料理はこわくない!
小川貢一(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/川上輝明