寒さが続く今日このごろ、連日のように鍋料理を食べているという家庭も多いのでは? というわけで昨日と同じく大庭英子さんの『ぜんぶ小鍋』より、簡単でおいしい鍋レシピをお届けしましょう。
白菜と豚バラという黄金コンビの鍋ですが、ポイントは白菜をしんなりするまで塩もみしておくこと。こうすることでスープがたっぷりしみ込み、いつもの白菜鍋が別格の味わいになります。ぜひ試してみてくださいね。スープは水と鶏ガラスープの素、酒、にんにくだけでだし汁を使わないのも手軽。食べたいときにすぐに食べられるのもこのレシピのいいところです。
【材料 1人分】
・白菜(横8㎜~1㎝幅に切る) 300g
・塩 小さじ1
・豚バラ薄切り肉(長い場合は3~4等分に切る) 100g
・水 3カップ
・鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
・酒 大さじ2
・にんにく(薄切り) 1かけ分
【作り方】
1:白菜はボウルに入れて塩をふり、混ぜてしんなりするまで置き、水気を絞る。
2:鍋に水、鶏がらスープの素、豚肉を入れて中火にかける。煮立ってきたら、弱火にしてあくを取り、酒、にんにくを加えてふたをし、15~20分煮る。
3:2に白菜を加え、しんなりするまで煮る。
具を切って煮るだけの鍋料理は、とっても簡単。肉や魚にたっぷり野菜を組み合わせれば栄養バランスがよく、おかずと汁ものが合体しているから晩ごはんはこの1品でOKです。本書ではとくに、少ない食材で作る1~2人分レシピを中心に、48品の小鍋をご紹介。味つけも和・洋・中・エスニックとバリエーション豊かで、毎日作っても飽きません。新書サイズなのでかばんにすっぽり入って、電車の中で開きやすいのも特徴です。
大庭英子(著)
定価:本体1,100円+税
撮影/伏見早織