銀座の名店「てんぷら近藤」が教えるれんこんの天ぷらは、ねっとり、かつシャキッとした食感を活かすために1㎝ほどの厚い輪切りにします。低めの温度から4~5分かけてゆっくりと揚げれば、でんぷんに火が通っておいしさ満点です。アクはうま味に変わるため、水にさらさずにすぐに揚げましょう。また、れんこんの穴がころもでふさがると、ころもが多くなりくどくなって、揚げ時間もかかるため、穴はきれいにあけておくこともポイントです。
れんこんは、大きさの異なる節が3~4個つながっていて1節目がいちばん大きいですが、天ぷらに向くのはやや柔らかく大きさも手頃な2節目です。いちばんの旬は秋と冬ですが、夏場の新れんこんもみずみずしさがあっておいしいですよ。『「てんぷら近藤」主人の やさしく教える天ぷらの基本』より。
【材料】
・れんこん 適量
・薄力粉 適量
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ころも 適量
・揚げ油 適量
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天つゆ、または塩 適量