11月15日は江戸時代に始まる子供の成長を祝う年中行事、七五三の日。最近ではきものの普及と振興を目的に制定された「きものの日」としても知られています。この日を中心にきものを着て、和文化に親しむ催しが各地で開催されました。
11月3日、奈良市なら100年会館では「ロマンティック キモノ フェスティバル」として、一般に公募したモデルが、プロモデルに交じってきものショーに出演したり、きもの姿のカラオケグランプリを決定するステージを開催。会場のエントランスを帯の創作飾り結びが華やかに彩っていました。
なら100年会館での創作飾り結びの展示。公募で選ばれたきものモデルさんの面々。若い二人がカラオケグランプリを獲得。また11月10日、錦秋の岡山では、「岡山後楽園和文化フェスティバル 園遊会」として、能舞台で雅楽・日本舞踊などを披露されました。会場には様々な和文化体験コーナーも。お抹茶や季節のお弁当をいただきながら体験もできる一日に。きものを着ることの楽しみをたっぷり堪能できる一日でした。
岡山後楽園能舞台での披露された宮中装束と、鑑賞する参加者の皆さん。