太鼓判手土産27. 菓匠 菊家の「絵馬」
お正月らしい、おめでたいモチーフの生菓子セット「絵馬」(1640円)。著名人も通う老舗和菓子店のおめでたい生菓子
昭和10年(1935年)の創業以来、茶道関係者や政財界の方々、作家の向田邦子さんをはじめとした著名人が足しげく通うことで知られる「菓匠 菊家」。
一貫して手作りにこだわり、小豆と砂糖だけを使った本物の和菓子を作り続けているお店です。
青山・骨董通りあるお店の目印は、風流な柳の木。現在の柳は2代目。向田邦子さんが愛した「水羊羹」など、おすすめしたい商品が多い中でも、この時期の手土産として一押しなのが、絵馬の形の菓子箱の中に、おめでたいモチーフの生菓子が入った「絵馬」です。
鈴の形の「初春」、松を模した「松のみどり」、鯛をかたどった「招福」の3つが入っていて、お年賀の手土産にぴったり。
多くの目利きたちから愛されているお店の生菓子だけあり、色の鮮やかさ、デザインの精密さ、味の良さ、どれをとっても秀逸!50年以上和菓子を作り続ける2代目による生菓子は、見た目に美しいだけでなく、味も抜群です。
色素の配合や練りのタイミングを少しでも間違うと、ここまで色鮮やかで、おいしいお菓子にはならないのだとか。
最近では、その美しさがインスタグラムなどのSNSで話題となり、若い女性のお客さんも増えているそうです。
初春と書かれたお正月らしいパッケージ。「絵馬」は、12月28日から販売が開始され、新年は5日の営業開始から箱がなくなるまで取り扱いがあります。
もし売り切れてしまっても、羽子板やコマ、椿などの、お正月らしい生菓子もあるのでご心配なく。
また、お正月に限らず、四季折々の花や植物はもちろん、「クリスマス」や「バレンタイン」といったシーズンモチーフの生菓子も登場するので、季節感のある手土産が手に入るのがうれしい。
30個以上ならオリジナルのお菓子のオーダーも可能なので、結婚式の引き出物や、パーティの手土産にもおすすめです。
おめでたい手土産と一緒に、大切な方への新年のご挨拶に出かけてみては。
ここがおすすめ
・新年のご挨拶にぴったり
・年齢を問わず、皆に喜ばれる美しい見た目
・骨董通りのお店でしか買えない希少性
撮影・取材・文/水浦裕美 ※価格はすべて税抜きです。