松坂桃李さん主演の映画『居眠り磐音』への出演が決定。2019年5月17日より公開予定。――今後はどんな活動をしていきたいですか?
「やったことがないことはまだまだあるし、自分が持っていない技術もたくさんあるので、色々なことにチャレンジして、役の幅を広げていきながら、身につけたことを磨いていきたいです。自分の劇団では、わりと新しいことにもチャレンジしてきたんですが、外部の舞台や映像作品では演じるキャラクターが結構決まってきていて、あまり変化がないなと感じているので、新しい面もどんどん出していけるようなチャレンジができればいいなと思っています」
――では将来的な人生の展望は?
「最近いいなと思ったのは、『アルプスの少女ハイジ』のアニメに出てくるハイジのおじいちゃんです。ああいう、自然豊かなところに落ち着いて、自分が生きていける分だけの食べ物を自分でつくれるような人に、ゆくゆくはなりたいなあと思って。ただ、どの占いで見てもらっても、“あなたは60歳から冒険に出る”って言われるんですよ(苦笑)」
――それもまた楽しそうですが。
「でも僕は、嫌だなあと思います。若いうちは色々挑戦して頑張らなきゃと思うけど、なんで60歳になってまで冒険に出なきゃいけないの?って。やっぱり年を取ったら、大地にどしっと根を張って、ゆっくりとした生活を送りたいですよね」
――きっとそれは、小さい頃から劇団の公演で日本各地を転々としてきたからでは?
「そうなんです。だから人一倍、憧れがあって。今はまだ全然落ち着けてないだけに、このまま落ち着けない性分になっちゃうのも嫌だし、60歳を過ぎたら落ち着いていたいなと余計に思う。でも占いを聞くと、自分には無理なのかなあとも思っちゃいますね(苦笑)」
――最後に、この『SHIRANAMI』をどんな舞台にしたいですか?
「華やかで、わりと珍しい舞台になることは間違いないと思います。龍さんが女性と男性の両方を演じることもなかなかないと思うし、僕もファンクラブのイベント以外で女形を演じるのは久しぶりなので。お正月が明けてすぐの公演にふさわしい、景気のいい舞台にできるよう頑張ります。ぜひ観にいらしてください。よろしくお願いします」
早乙女太一/Taichi Saotome
俳優
1991年、福岡県出身。大衆演劇の劇団「朱雀」の2代目として4歳で初舞台を踏む。2003年に北野武監督の映画『座頭市』に出演したのを機に、“百年に一人の天才女形”として広く知られることに。劇団解散以降は、舞台のみならず映像作品でも活躍。最近の主な出演作は、テレビドラマ『忘却のサチコ』『コールドケース2』、WEBドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』、映画『BLEACH』『泣き虫しょったんの奇跡』など。
音楽活劇『SHIRANAMI』
2019年1月11日~29日/新国立劇場 中劇場 S席/1万1000円 A席/8000円 お問い合わせ/公演事務局 電話0570-200-114
脚本・演出/G2 ショー演出・LEDディレクション/市川訓由 出演/早乙女太一、龍 真咲、伊礼彼方、喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)、松尾貴史 ほか
早乙女太一さんからサイン入りチェキを抽選で3名様にプレゼント!
【応募方法】 サイン入りチェキの応募締め切りは2019年1月28日(月) 9時00分です。 下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。 複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。 たくさんのご応募、お待ちしています!
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