迷い世代になったら
少しずつ「真ん中服」に投資を
迷い世代になると、自由に使えるお金も増えてきます。「人に見せる」ことに主眼を置いたきちんとめの服は、ラグジュアリーブランドで買っているという人も多いと思います。
しかし、「真ん中の服」にはそこまで投資していない人が大半です。
程よくリラックス感がありながらも、小洒落て見える服にもしっかり投資をしてこそ、「なんだか素敵」に見えるのだと肝に銘じて、上質なものを少しずつ買いそろえていきましょう。
20代は可愛い、30代は可愛いと綺麗を行ったり来たり、40代になるとそこに格好よさがプラスされてきます。そこから先、50代~60代になったときには、見た目の要素だけでなく生き様まで含めて、「なんだか素敵」な雰囲気が作られます。
迷い世代は、その移行期。若さに引き返すことなく、生き方を映す「真ん中服」を準備していきたいもの。
でも、実際に何を買ったらいいのか「なんだか素敵」になれるのかわからないという方、大丈夫です! 次回は、迷い世代になったら、徐々に買いそろえていきたい「真ん中服」を具体的に考えていきましょう。
●迷い世代の服選び…「最近何を着ても似合わない」と悩む“ファッション迷い世代”の女性に向けて、雑誌『家庭画報』で活躍するスタイリストのおおさわ千春さんが、誰でも実践できる服選びのルールとポイントをお届けします。
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おおさわ千春/Chiharu Osawa
スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子