太鼓判手土産28. ナッシュカッツェ「和栗のモンブラン」
マロンクリームがたっぷりのった「和栗のモンブラン」(600円)。わざわざ出向いてでも買いたい特別感のあるモンブラン
専門店ができるなど、最近ジワジワと再注目され始めているモンブラン。ショートケーキと並び人気が高いので、手土産として幅広い年齢の方に喜んでもらえるアイテムです。
モンブランの中でも、こだわりの逸品を手土産にしたいときにおすすめなのが、田園都市線江田駅から徒歩6分のところにあるナッシュカッツェの「和栗のモンブラン」。
ナッシュカッツェは、ウィーンを中心に、オーストリア各地で約7年間修業し、日本でも数少ないオーストリア国家公認マイスター資格を取得したシェフが、2007年にオープンした洋菓子店。
都心から少し離れた閑静な住宅街にある穴場的なお店ですが、わざわざ遠方から訪れるお客さんもいるほどの人気店です。
現在はイートインスペースがお休み中のため、テイクアイトのみでの販売に。店内には、「ザッハトルテ」や「バームクーヘン」など、本場ウィーンの伝統菓子が並びます。それらもおすすめですが、今回ご紹介したいのは、9月中旬から4月末までの期間限定で発売される「和栗のモンブラン」。
使用しているのは、日本一の栗の産地、茨城県・岩間産の栗だけ。栗の甘さと鮮度にこだわっているので、栗が収穫できる時期にしか販売されません!
全体を覆うのは、濃厚なマロンクリーム。食べ進めていくと、中からメレンゲの土台と無糖の生クリームが登場します。
なめらかなマロンクリーム、ふわふわの生クリーム、サクサクのメレンゲ、食感が異なる3つの食材が重なり合い、感動的なおいしさ! 特製メレンゲは、口に含んだとたん、シュワッと溶けてゆきます。
サクサクのメレンゲ土台の上には、生クリームがたっぷり。“メレンゲがサクサクの一番おいしい状態で食べてほしい”というシェフのこだわりで、1時間以内に食べられる人にしかこのモンブランは販売してくれません!さらに、オーダーを受けてからメレンゲの上にクリームをのせて作るほどの徹底ぶり。
土台に使われているサクサクの食感のメレンゲは、「ネコメレンゲ」(1枚130円)として販売もされています。メレンゲがしっかり甘いので、中に入ったクリームはあえて無糖に。そのために、栗の自然な甘さや風味をしっかりと感じることができます。また、土台が軽いメレンゲなので、モンブランとは思えないほど後味はさっぱり。
お店から60分以内のお宅を訪ねる際は、この絶品モンブランを手土産にすれば、喜んでもらえるはず!
ここがおすすめ
・賞味期限60分以内という話題性
・幅広い年齢層に好まれるおいしさ
・旬を味わう期間限定アイテム
Information
ウィーン菓子 ナッシュカッツェ
神奈川県横浜市青葉区荏田西2-15-1 102
※表記価格はすべて税抜きです。 撮影・取材・文/水浦裕美