非日常の特別な場所にやってくる個性豊かなお客様は見どころの一つ
もともとホテルという空間が大好きだという長澤さん。それは、「ホテルは非日常な空間だし、特別な場所だと思うんです。でも、そこに人間の秩序もある感じがして。だから、自分もきちんとしようと思えるんです」。そのホテル空間での撮影の日々を「楽しかったです」と振り返った長澤さんは、「ロビーはセットですけど、すごくこだわってリアルに造られていて。フロントも、カードキーを発行する機械などもちゃんと置いてあるんです」とスクリーンには映らない部分まできっちり造り込まれていることを教えてくれました。
「自分もきちんとしようと思える」という長澤さんとは真逆!? ホテル・コルテシア東京には一癖も二癖もあるお客様の姿が。長澤さんも「めんどくさいお客様ばっかり(笑)」と笑います。でも、それが本作の面白いところ。
「聞いたところによると、映画に出てくるようなお客様が実際にいらっしゃるとかいらっしゃらないとか。たくさんの個性豊かなお客様、面白いお客様が次々にいらっしゃるところが見どころの一つかなと思いました」
ホテル・コルテシア東京の宿泊客を演じるのは、笹野高史さんや生瀬勝久さんら「大先輩ばかり。でも、ホントに面倒なお客様です(笑)」。